小児ADHD治療補助アプリ「エンデバーライド」の処方について

当センターでは、2026年9月1日より、小児期の注意欠如・多動症(ADHD)に対するデジタル治療用アプリ「エンデバーライド(ENDEAVORRIDE)」の取り扱いを開始いたします。詳細や治療のご希望については、診察時にご相談ください。

なお、エンデバーライドの処方にあたっては、各々の医師が指定された「発達障害等に関する適切な研修又は児童思春期の患者に対する精神医療に係る適切な研修」の受講を済ませる必要があります。
しかしながら、研修の受講に順番待ちが生じており、現時点では当センターの全ての医師がエンデバーライドの処方が可能とは言えない状況であることをご理解いただければ幸いです。

エンデバーライドとは

エンデバーライドは、スマートフォンやタブレット端末を使用して取り組む、小児ADHDを対象としたデジタル治療補助アプリです。アプリ内のゲーム形式の課題を通じて、注意力の向上や衝動性の軽減など、ADHDの症状改善を目的としています。従来の薬物療法や環境調整、心理社会的治療とあわせて用いることで治療を補助する役割が期待されています。薬物療法に抵抗感がある場合にも、新しい治療選択肢と考えられます。エンデバーライドは医師が必要と判断した場合にご利用いただくことができます。

対象となる方

  1. 6歳以上、17歳までのADHDの不注意症状をお持ちの方で、通常の環境調整や心理社会的治療にて効果不十分な場合
  2. 1日25分間(1回5分、1日5回)の課題を連続で6週間継続できる方
  3. ゲーム依存リスクが高いといった、不適当要因がないと考えられる方

ご利用の流れ

  1. 診察でADHDの診断・評価を行います。
  2. 新規の受診の場合、まずは環境調整等の心理社会的な治療を行います。その上で、年齢、症状の特性、治療状況などを総合的に考慮し、適応可否を判断します。
  3. エンデバーライドの使用が妥当と判断された場合、使用方法についてご案内の上、処方(アプリの使用コードのお渡し)致します。
  4. 自宅で課題を連日継続してください。課題は1回5分、1日5回の合計約25分間です。
    これを6週間連続で行います。利用状況については医師がオンライン上で確認が可能です。
  5. 定期的なフォローアップにより効果判定を行います。

なお、6週間を1セットとして、必要な場合、4週間以上の間隔をあけて2セット行います(その場合は再度医師におる使用コードの処方が必要です)。

なお、本アプリの処方にあたっては、処方医師が指定されたセミナーを受講し、その受講証明書を提示することが義務付けられておりますので、以下に示します。

エンデバーライド処方可能医師一覧

研修によっては受講証の発行を行わないものもありますので、以下に当センターでエンデバーライドの処方が可能な医師の一覧も記載いたします。(順不同)

  • 野村 健介
  • 安部 慶子
  • 平野 瑶子
  • 花谷 あき
  • 神岡 哲治
  • 眞下 秀明
  • 髙橋 美智
  • 美里 周吾
  • 井瀧 亮
  • 稲見 浩太
  • 原口 いずみ
  • 中村 由紀子
  • 早川 茜

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