
開催趣旨
「痛みはできるだけ避けたいし、ないに越したことはない」ということに誰も異論はないであろう。苦痛や痛苦という言い方で痛みはいつも苦しさとともに語られる。知覚と情動が分けがたくある。
では何故生体は痛みを排除する方向に進化しなかったのであろうか。痛みは古典的五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)には入っていない。痛みの主観的、情動的、存在論的側面をカギに、一方の極である無痛という状態を見ながら、生体にとっての「痛み」を考えてみたい。
久保田雅也
日時
2025年9月20日(土) 14時00分~16時30分
オンライン開催(Zoomウェビナー形式)
対象
患者さん、ご家族、医療・教育・療育・保育・介護に携わっておられる方々
プログラム(予定)
- 14:00開会・『本セミナーについて』
社会福祉法人 日本心身障害児協会
島田療育センター 院長 久保田 雅也 - 14:15『痛みについてわかっていること、わかっていないこと』
社会福祉法人 日本心身障害児協会
島田療育センター 院長 久保田 雅也 - 15:00休憩
- 15:15『最新脳科学によって明らかになってきた痛みを生みだす脳機構』
東京慈恵会医科大学・痛み脳科学センター
名誉教授 加藤 総夫 先生 - 16:15総合討論
参加方法
以下のボタンからウェビナー登録画面に進み、事前申し込みをお願いします。
参加費無料・定員500名
- 本講演会はZoomを利用したオンライン形式の講演会です。PC、タブレット端末、スマートフォンでご視聴いただけます。
- ご視聴にはインターネット環境が必要です。受講に伴う通信料は受講者負担となります。
- 講演会URLの転送や開示、また講演会の録画録音、撮影行為はお控えくださいますようお願い申し上げます。
後援
令和7年度厚生労働科学研究費 難治性疾患政策研究事業
「発汗異常を伴う稀少難治性疾患の治療指針作成、疫学調査の研究班」 (25FC1014)
お問い合わせ
島田療育センター 医務部 稲田
電話 042-374-2071(代表) (土日祝日を除く 9:00~17:45)
メール m.inada@shimada-ryoiku.or.jp