島田療育センター小児科では、成長・発達に心配があるお子さんの診療を行っています。
お子さんたちの発達は階段状にステップアップすると言われますが、実際にはしばらく停滞してから急にステップアップしたり、スロースターターだったりと育児書やインターネットの情報のようにはいかず、将来の予測が難しいことが多いです。
私たちは発達が緩やかなお子さんの育ちを伴走しながら、どのような力があり、どのようにサポートするとお子さんの成長・発達をより伸ばしてあげられるのかスタッフとともに考えていきます。
発達を見ていく過程で、小児神経疾患や脳性まひ、発達障害と診断が確定するお子さんもいらっしゃいます。
しかし、診断はゴールではありません。
診断があったとしても、そのお子さんのより良い成長や楽しく体験を積める方法を考え、支援をしていきたいと考えています。
担当する疾患
運動発達の緩やかなお子さんの診察を行い、必要に応じてPTやOTのリハビリテーションを行いながら、運動発達の過程や疾患の有無を見ていきます。この中には正常発達だけれどもスタートがゆっくりな子も疾患がある子も含まれます。
言葉の発達がゆっくりであったり、話しているけれども発音がはっきりしないお子さんには、発声や聴力などの機能も評価しながら、STのリハビリテーションを行います。吃音については専門外来を設けており、そこでの評価を行います。
筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症(SMA)、シャルコーマリートゥースや無痛無汗症など筋肉や神経の疾患の診療を行い、生活面や道具の工夫なども含めた支援をしていきます。
発達は特に問題はないけれども、突然意識がなくなる、けいれん発作が起こるなどの体質を持っている人がいます。てんかんなどの疾患は小児神経外来で診察や脳波の評価を行い、必要に応じて薬の検討を行っていきます。
知的障害や発達障害が疑われているお子さんの評価やリハビリテーションを行います。運動発達や言語発達の緩やかさから始まり、後から知的障害や発達障害と診断されることも少なくありません。また、この中にはダウン症など別の診断名がついた方も含まれます。いずれの方も長い目でお子さんの育ちを見ながら、診療をしていきます。
生まれつき、あるいは生まれた後の疾患が原因となり、歩行などの問題が出る疾患です。症状が軽い方でも成長期に左右のバランスが崩れるなど、体の成長をみながら必要なサポートがないかを検討する必要があります。ときに学校との連携が必要になることが多くなるので、学生の間は整形外科だけではなく小児科の診療を継続していくことが重要な疾患です。
知的障害と運動障害がともに重度な方である重症心身障害児者の診療を行っています。日常生活に必要な身体管理や医療的ケアで使用するデバイスの交換、リハビリテーションなどを行っています。必要に応じて、当センターで行っているデイケアサービスや短期入所などについてご紹介します。また、重症心身障害児者はメインの病院や訪問診療医、訪問看護師などとの連携も重要なので、ケースワーカーとも連携し、他の施設との連携も図っていきます。
近年は医療の進歩により在宅でも使用できる医療デバイスが増え、在宅で医療的ケアをしながら生活をしている方が増加しています。当センターでは手術などはできませんが、医療デバイスの相談や管理などを行っています。
外来の種類
| 療育外来(小児科) | 上記の方の多くは小児科の療育外来で診療をしています。 |
|---|---|
| 摂食外来 | 摂食嚥下に相談がある方で、療育外来の主治医から予約を取る摂食嚥下機能の評価外来です。 |
| テクノエイド外来 | 運動機能に課題があり、スイッチやコミュニケーション機器の導入を相談する方で、療育外来の主治医から予約を取る外来です。 |
| 吃音外来 | 吃音の評価と助言を行う外来です。療育外来を利用していない方も受診が可能です。 |
| 小児神経外来 | けいれん性疾患の方は小児神経外来が担当します。療育外来を利用していない方も受診が可能です。 |
| セカンドオピニオン外来 | 当センターかかりつけではないが、医療的な相談を受けたいときに予約を取ることができます。基本的には当センターは相談を受けるのみで、その後の継続診療は行いません。 |
医師紹介

| 所属・役職 | 院長 |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | 九州大学工学部大学院(1979)、佐賀医科大学(1986) |
| 専門分野 | 小児神経学 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本重症心身障害学会、日本てんかん学会、日本臨床神経生理学会、アジアオセアニア小児神経学会、国際小児神経学会 |
| 資格(専門医・学位) | 医学博士 日本小児科学会認定 小児科専門医 出生前コンサルタント小児科医 日本小児神経学会認定 小児神経専門医 日本てんかん学会認定 てんかん専門医 日本臨床神経生理学会認定 脳波分野専門医 |
| ひとこと | 趣味:ギター(Martin D45)、油絵、盆栽 |

| 所属・役職 | 名誉院長 |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | 慶應義塾大学医学部 (1977) |
| 専門分野 | 小児神経学 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本重症心身障害学会 |
| 資格(専門医・学位) | 医学博士 |
| ひとこと | 島田療育センターに通院してよかったといわれるような診療を心がけています。 |

| 所属・役職 | 副院長 |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | 慶応義塾大学医学部 (1985) |
| 専門分野 | 小児神経学 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本重症心身障害学会、日本てんかん学会 |
| 資格(専門医・学位) | 医学博士 日本小児科学会認定 小児科専門医 日本小児神経学会認定 小児神経専門医 日本てんかん学会認定 てんかん専門医 |
| ひとこと | 利用者の方とご家族のために尽力したいと思います。 |

| 所属・役職 | 医務部 部長 / 病棟統括 / 小児科 科長 |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | 杏林大学医学部(1997) |
| 専門分野 | 小児神経全般 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本重症心身障害学会、日本人類遺伝学会、日本小児保健協会、日本てんかん学会、日本子ども虐待防止学会、日本小児心身医学会、日本ADHD学会、日本LD学会 |
| 資格(専門医・学位) | 日本小児科学会認定 小児科専門医 出生前コンサルタント小児科医 日本小児神経学会認定 小児神経専門医・指導医 日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医 日本LD学会認定 特別支援教育士スーパーバイザー 身体障害者福祉法第15条に基づく指定医 |
| ひとこと | 病気を診るだけではなく、生活を支える医療を心掛けたいと思います。 |

| 所属・役職 | 医務部小児科 科長(デイケア・短期入所担当) |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | 慶應義塾大学医学部(1987) |
| 専門分野 | 小児科一般、小児呼吸器 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本重症心身障害学会、日本小児呼吸器学会、日本小児感染症学会 |
| 資格(専門医・学位) | 日本小児科学会認定 小児科専門医 日本小児感染症学会認定 ICD(インフェクションコントロールドクター) |
| ひとこと | 利用者様もご家族も笑顔になっていただけるように、努めていきます。 |

| 所属・役職 | 医務部小児科 医長 |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | 秋田大学医学部(2011) |
| 専門分野 | 小児神経学 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本重症心身障害児学会、日本てんかん学会、日本臨床神経生理学会 |
| 資格(専門医・学位) | 日本小児科学会認定 小児科専門医 日本小児神経学会認定 小児神経専門医 日本医師会認定 産業医 |
| ひとこと | 皆様のお役に少しでも立てればと思います。 |

| 卒業大学(卒業年) | 日本大学医学部(2003) |
|---|---|
| 専門分野 | 小児科一般、小児神経学 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本てんかん学会、日本小児心身学会 |
| 資格(専門医・学位) | 日本小児科学会認定 小児科専門医 |
| ひとこと | 何かお役に立てることがあれば、ご一緒に考え、歩ませて頂きたく存じます。 |

| 卒業大学(卒業年) | 琉球大学医学部(2013) |
|---|---|
| 専門分野 | 小児科一般 |
| 所属学会 | 日本小児科学会、日本小児神経学会、日本重症心身障害児学会 |
| 資格(専門医・学位) | 日本小児科学会認定 小児科専門医 |
| ひとこと | 通院して頂くことで日々の暮らしが少し楽になったなと思ってもらえる診療を心がけています。 |

| 所属・役職 | 医務部小児科 非常勤医師 |
|---|---|
| 卒業大学(卒業年) | |
| 専門分野 | |
| 所属学会 | |
| 資格(専門医・学位) | |
| ひとこと |
