小児神経セカンドオピニオン外来とは
セカンドオピニオンは、患者さんやそのご家族が自らの治療法を選択し、納得して治療を受けていただくために、病気の診断や治療法について、現在診療を受けている主治医以外の専門医から「第二の意見」を聞くものです。
島田療育センターはちおうじでは、様々な小児期発症の神経疾患をフォローする医療機関として、セカンドオピニオンを求める患者さんやそのご家族に対して、現在の主治医からの診療情報提供書(セカンドオピニオン用)と必要な資料に基づき、当センターの医師から参考となる情報・意見を提供するセカンドオピニオン外来を設置しております。
セカンドオピニオンの専門領域:小児神経領域の疾患全て
小児期発症てんかん症候群、運動異常症(ミオクローヌス、ジストニア、振戦などの不随意運動)、トゥレット症候群、睡眠障害、急性脳症後遺症、結節性硬化症、稀少神経疾患(先天性無痛無汗症、コケイン症候群、ミトコンドリア病、その他未診断の退行を示すもの)など。また、重症心身障害児(者)の療育やケアに関しても対象とします。
島田療育センターはちおうじのセカンドオピニオン外来の流れ
- 1. 連絡
- 福祉相談科セカンドオピニオン外来担当者に電話でご連絡ください。
福祉相談科セカンドオピニオン外来担当者が対応します。
(福祉相談科TEL:042-634-9559)
- 2. 確認
- セカンドオピニオン外来担当者が電話で必要事項を確認します。
- 当センターでのセカンドオピニオンが可能か
- 現在の主治医から診療情報提供書などの必要資料を用意いただけるか
- 関係書類の入手方法の確認/ご案内
- 3. 日時決定
- 福祉相談科セカンドオピニオン外来担当者が、担当医と日程を調整後、候補日を相談者に電話でご連絡し、セカンドオピニオン外来の日時を決めます。
セカンドオピニオン外来は毎月第3水曜日午後2時です。
- 4. 郵送
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- 入手した関係書類一式を確認してください。
- 診療情報提供書と資料を現在の主治医から入手(日時決定前に入手し、郵送していただく場合もあります)
- 「申込書」「同意書」「相談シート」に必要事項を記入し捺印。
- 必要書類を福祉相談科セカンドオピニオン外来担当宛てに書留で郵送して下さい。
郵送宛先
〒193-0931
東京都八王子市台町4丁目33番13号
島田療育センターはちおうじ 福祉相談科
セカンドオピニオン外来担当宛
- 5. セカンドオピニオン当日
- セカンドオピニオン当日、予約時間の20分前までに来院し、受付で「セカンドオピニオン外来」を予約していることを伝えてください。
セカンドオピニオン外来担当者が案内しますので、お待ちください。
以下の場合はセカンドオピニオン外来での、ご相談の対象になりません
- 当センターでの診療を明確に希望している場合
- 当センターでの診療を依頼する診療情報提供書を持っている場合
- 主治医に対する不満及び主治医が了解していない場合
- 既に終了している治療に対しての相談
- 相談内容が当センターのセカンドオピニオン外来の専門領域以外の場合
お願い
セカンドオピニオンを希望する旨を、必ず現在の主治医に伝えてください。主治医からの診療情報提供がない場合、有効なセカンドオピニオンを行うことができません。
情報の提供が不十分な場合、医療機関に問い合わせを行う場合があります。
セカンドオピニオンに必要なもの
- 現在の主治医からのセカンドオピニオン用診療情報提供書と参考資料 (CT,MRI,超音波、検査データなど)
- セカンドオピニオン外来申込書、同意書、相談シート(「関係書類の入手方法」をご覧ください。)
- 相談者が本人ではない場合、相談者と患者の続柄を確認できる書類(保険証、母子手帳など)
関係書類の入手方法
(1) 島田療育センターはちおうじホームページからダウンロードする。
関係書類一式ダウンロード(second-opinion.zip)
(2) 福祉相談科から書類一式を郵送する。
<関係書類の内容>
- 島田療育センターはちおうじ セカンドオピニオン外来についての説明書
- 島田療育センターはちおうじ セカンドオピニオン外来申込書
- セカンドオピニオン同意書
- セカンドオピニオン相談シート
利用料金
全額自費扱いになります<健康保険適用外>
相談時間料金
60分 22,000円
75分 27,500円
90分 33,000円
※相談時間は原則として60分以内です。
※料金の中に返書作成料が含まれます