島田療育センターとスヌーズレン

2014年7月14日島田の日常

島田療育センターでは、1991年より入所利用者様とスヌーズレンを始め、現在も各病棟やデイケアセンターの取り組みとして続いています。また、地域の方々の余暇活動としてのスヌーズレン体験や他機関職員や地域の方向けにスヌーズレンをお伝えする研修会を行っていますカラオケ

スヌーズレン」という言葉は「スヌッフレン(探索)」と「ドゥーズレン(うとうとする、くつろぐ)」というオランダの二つの言葉からなる造語で、自由にゆったりと楽しむ様子を表し、元になる考え方と活動そのものを合わせたものを総合的に象徴していますほっとした顔

スヌーズレンは、1974年に、オランダのハルテンベルグセンターで始まりました。当時はみんなで一緒にリハビリをすることに力を入れていたオランダで、重い知的障害のある入所施設利用者個々人に目を向けて、日々の生活を人として当たり前に楽しむことを目指して始まりました。

スヌーズレンの基本的な考え方は、重い知的障害のある方が、自分自身の選択で、自分自身のペースで、自分自身の時間を過ごし、楽しむことを保障しようということです。重い知的障害のある方の環境や人とのかかわり方に注目し、環境内のいろいろな感覚を経験しながら過ごします。支援者は障害のある方お一人お一人の自発性とペースを大切にして体験を共有します。スヌーズレンは、障害のある方と共に楽しみ、充実した時間を持つための時空間といえます。

スヌーズレンしやすい環境として島田療育センターには「UFOルーム」とデイケア棟1階の「スヌーズレン室」があります。

UFO

外来利用者様が手作りの作品をお持ちくださったのでUFOルームに飾らせていただき、環境内に新らたなリズムが加わりました。

利用者様作成飾り

また、廊下では入所利用者様の作品が空気の動きとともに揺れて、殺風景な廊下に楽しい色を添えてくださっています。

廊下の魚 廊下の魚2

執筆者 支援部生活支援室 心理判定員 鈴木清子