作りやすく工夫されたBDアダプター

おもちゃをスイッチで動かすために使う「BDアダプター」はピコピコルームでも昔から使い続けているツールの一つです。
その最大の欠点は、壊れやすいということ。
銅板の表面にはんだ付けをしているのですが、これが非常に取れやすいんですよね。
今回は、今年7月に開催されたマジカルトイボックスで制作講座やキット販売が行われた、作りやすく工夫されたBDアダプターを入手しましたので紹介したいと思います。
ピコピコルームは事情により今年のマジカルトイボックスには参加しなかったのですが、事務局の方にお願いして後日BDアダプターキットを購入させていただきました。
(ご対応いただきありがとうございました!)
中身
キットの内容は、基盤部分・導線・ジャックの3つ。
この基盤部分が画期的です。

基盤部部分
通常のBDアダプタは銅板・絶縁体・銅板を3枚重ねたサンドイッチ状になっていて、それぞれ銅板の面に導線をはんだ付けします。

構造上取れやすかったり、はんだ付けがつながってしまったりすることもありました。

一方こちらの部品は、はんだ付けを行う部分があらかじめ手前に引き出してあり、面にはんだ付けするより簡単そうです。
はんだ付け
導線の被膜を剥いて、基盤の穴に通し、そこをはんだ付けします。

はんだ付けも同じ側に2つ並べて行えるので、全体としての厚みも抑えられていますね。

あとはジャック部分をはんだ付けして…

完成です!

おもちゃの電池ボックスに入れた感じも、収まり良さそう。

最後にスイッチを押してみて動くか確認すれば完了です。

シンプルながら、既存のBDアダプタよりも使いやすく作られていて、ピコピコルームでも活躍してくれそうです。
今後入手しやすくなればいいですね!
参考
こちらの製品はマジカルトイボックスのページも紹介されています。
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