G‐トレーニング 活動のご紹介(2023.12.1)

セブンクローバー

こんにちは、支援部セブンクローバー担当です🍀

昨日は駅の近くで、交通安全のしおりを頂きました。
楽しいことが多く、浮足立ってしまう年末年始だからこそ、
車に乗る方だけでなく、歩行者や自転車もマナーやルールを守り、
心に余裕をもって外出したいですね😁

さて今回は、私(社会福祉士)が見学をして、疑問に思ったことをスタッフに教えてもらいましたので、
そちらをご紹介します。

G-トレーニングとは?

「運動が苦手」「動きがぎこちない」などの困り感のあるお子さん(小1~小3)を対象に、基礎的な運動や体操を指導します。”楽しく体を動かす”ことを目的とした活動です。

第3回目(2023年度後期)の活動内容

今回の活動内容は…
・準備体操
・ランニング
・鉄棒
・短縄
・ビッグドッヂ
・整理体操

毎回おこなう「準備体操・ランニング」

準備体操とランニングは毎回行います。
毎回行うということは、"きっと重要な活動のはず!"と思い、スタッフに目的などを聞きました

G-トレーニングスタッフ

準備運動・ランニングは、運動をするうえで基礎的なことが盛り込まれています。
例えば、「スタートラインを踏まないで待つ」「列に並んで順番を待つ」「指示を聞いて行動する」といった、運動をする時の姿勢を練習したり、
「身体を柔軟にする」「まっすぐ走る」「スキップする」「手・腕の力で体を支える」などの力を養います。

今回の活動 その①「鉄棒」

鉄棒はお子さんの身体のサイズに合わせて2種類を用意しています。


また斜め懸垂のコーナーもあります。


鉄棒→斜め懸垂→鉄棒→斜め懸垂…と順番に取り組みます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_5558-640x427.jpg

「斜め懸垂」のコーナーは写真が取れませんでしたので、
画像をお借りして、イメージをお伝えします。

右のイラストのような感じです。

床に仰向けに寝転び、身体の上にある棒を握り、
身体を棒に引き付けます。
この時、上半身だけを持ち上げるのではなく、
おしりや太ももも一緒に、身体を一直線にして持ち上げるのがポイントです。

斜め懸垂が鉄棒とどう関係するのか、不思議に思い、スタッフに質問しました💡

G-トレーニングスタッフ

斜め懸垂では、「鉄棒を握る力」「体を鉄棒に引き付ける力」を養います。
特に、逆上がりをする時に必要な力です。

前回りや逆上がりの練習も前に、必要なことがあるんですね🤗
活動では、「ツバメ」や「豚の丸焼き」をしている子もいました🕊️

右のイラストは「ツバメ」です。

G-トレーニングスタッフ

ツバメは、体や腕をまっすぐに伸ばして、手腕の力で体を支える練習になります。
前回りをする時にも必要なことです。
豚の丸焼きは、斜め懸垂と同じように、腕を使い身体を引き付けたり、握ることの練習になります。
また首もおへそを見るように丸めたり、足を鉄棒に絡ませることも練習になります。

今回の活動 その②「短縄(なわとび)」

なわとびの練習では、なんとロープ(一本の縄)をなわとびとして使用していました。
これは意味があるのかしら…?

G-トレーニングスタッフ

市販のなわとびは、チューブのようになった細いものですよね。
ロープを使うメリットは、
(市販のなわとびと比べて)重さがあり、回している感覚が分かり易いこと、
なわ自体に折れ曲がったようなクセが付きにくいことです。

文字通り、「縄」とびでした😊

まとめ🍀

今回は色々なことをスタッフに聞いてみました😆

私が疑問に思うことは、見学されている親御さんや一般の親御さんにも不思議に思うことではないでしょうか?
活動それぞれにねらい・目的があり、島田療育センターのスタッフならではの専門性や工夫を発見できました👍

専門職ならではの視点で行うG-トレーニングは、10月から後期がスタートし、小1から小3までの元気なお子さんと、
楽しく活動していました🍀