視線入力でオセロ対決!利用者様vs療育局長

島田の日常

視線入力とタブレットで対戦

以前病棟の利用者様同士の視線オセロ対決をご紹介しましたが、今回は利用者様と療育局長の対決をご紹介します。
今回の対戦は利用者様から「次はぜひ療育局長と対戦したい!」と強いご希望があり、その希望に応える形で実現しました。

利用者様は以前と同じく視線入力の環境をセッティング。車椅子上で画面を見るだけで操作できるようにしています。

今回は利用者様はパソコン画面を、療育局長はその隣でタブレットを使って操作をしています。

そして今回は、ピコピコルームオリジナルのオセロアプリ(WEBアプリ)を使いました。

オリジナルのオセロアプリ

このアプリはブラウザで使える点は一般的なオンラインオセロゲームと同じですが、視線入力での対戦を想定して次のような機能を付けています。

  • 通常のクリック・タップ以外に、視線入力での操作をサポート(注視時間0.5~2秒)
  • マスよりも少し外側まで判定範囲に設定できる機能
  • 実際に石を置く前に操作をテストできる機能

実際の操作には視線マウスソフト(EyeMoT Mouseやmiyasuku EyeConLT2など)は必要になりますが、カーソルの移動だけで操作できるので、間違って意図しない場所をクリックしてしまったりといったトラブルを防げるようになっています。

こちらは動作の様子です(無音)。

こんな感じでマウスカーソルが一定時間マスの上にあれば、その場所に石を置くことができますし、判定エリアを少し広くすることもできます。

また、キーボードのショートカットキーで視線操作をON/OFFできるようにしているので、画面をじっくり見てどこに石を置くのか考える時間も取れます。

いざ勝負!

準備や動作テストができたらいざ勝負!

お顔の正面に画面が来るようにセッティングし、ご自身の目の力だけで石を置いていきます。


こちらは対戦の様子の動画です。

視線マウスのカーソル移動は常に有効になっていて、リハビリスタッフがパソコンのキーを押してオセロアプリの視線モード有効・無効だけを切り替えています。
石を置く前から、置こうと思っている場所にしっかり視線が向いていますね。

そして勝負の行方はというと…

今回は負けてしまいました!療育局長強し。

その後、今回のオセロアプリについて利用者様に感想をお聞きしたところ「置きたいところに置けなかった」「ずれてしまった」といったお声をいただきました。
次はゲーム開始前にキャリブレーションや注視時間の調整などをより丁寧に行っていければと思います。

アプリ側の対応としては、間違って置いてしまった場合に一つ前の手に戻す「待った」機能を付けてみてもいいかもしれませんね。

ぜひこれからもいろいろな方と対戦をしていただければと思います。

以前の記事はこちら

執筆者 ピコピコルーム 神田

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