ほっぺグループのご紹介

2018年8月30日ほっぺの活動

残暑で暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか

今回は、当センターの『ほっぺグループ』の活動についてご紹介したいと思います

ほっぺグループは、多摩市から助成金をいただき、生後10ヵ月から年少児未満のダウン症のお子さんを対象とした親子グループです。『ほっぺグループ』という可愛らしい愛称は、グループに参加してくださった親御さんがつけてくださいました

 

グループでは、遊びの中で人と関わる力や感覚・運動面、食べる力を伸ばすことなどを目的とした活動を月2回で行っています。本年度は言語聴覚士5名が担当しており、コミュニケーション面やお食事の相談など、専門的な支援を行っています。また、夏期限定で理学療法士によるプール指導も行っています

 

また、ダウン症のお子さんを持つ親御さん同士の交流の場にもなっていただけたらと考えています。グループでは、毎年、夏休みに現役生から卒業生の親御さんを対象とした『交流会』も行っています

 

ここで、グループの活動を少し覗いてみましょう・・・

こちらはお名前呼びをしているところです

スタッフがお名前呼びの歌を歌いながら、サイン(ジェスチャー)を見せています。

サインを活用することで、相手に注目することや、真似する力など、コミュニケーションの基礎を育むことができます。サインはことばを理解したり表現するための手がかりとなります

こちらはペープサートをしているところです。「オーイ」と呼びかけると、衝立の後ろから身近な物が登場します。

今回は・・・・・蝶々でした

みんなとてもよく注目してくれています真似っ子が上手なお子さんもいます。次が気になって、衝立の後ろを覗きに来るお子さんも・・・笑

名残惜しいけど、皆で「バイバイ」して見送りましょう

こちらは摂食指導の様子ですお子さんのお口の機能に合った食形態や介助のアドバイスを言語聴覚士が行います。季節のメニューもありますので、様々な味を楽しんでいただくことができます

 

このように、お子さんのみならず、親御さんもゆったりとしたペースで、笑顔で楽しい時間を過ごしていただけるようなグループを目指しています。

 

今後も、“親子で楽しみ”“仲間をつくり”“少し勉強をして”大きな集団に入るまでのステップになるよう、スタッフ一同、支援をしていきたいと思っています

 

今後も活動の様子をアップしていけたらと考えていますので、ぜひチェックしてみてください

 

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執筆者 言語聴覚療法科 黒柳

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