遊ぶことについての雑感
遊びとは何だろう。
こう問うこと自体遊びの自律性、他愛のなさに反するものかもしれない。人は遊ぶことを誰に教えられるまでもなくいつの間にか身に付ける。遊びの初めはとりもなおさず体を動かすことが基本である。人はその行為・行 ...
書評 「発達障害の診断と治療 ADHDとASD」榊原洋一、神尾陽子 著
本書は小児科医榊原洋一、児童精神科医神尾陽子両氏による注意欠陥・多動症(ADHD)および自閉スペクトラム症(ASD)における障害概念の歴史的経緯と診断分類、ライフコースに沿った経過、疫学/併存症、アセスメント、治療を最新のエビデンス ...
ヒトとAI 倫理に関する雑感
ヒトは精密機械である部分は徹底して精密機械として動く。AIはそこまではヒトに近付くだろうが、悩んだり、無駄な行為をなしたりということはしない。プログラムされていれば悩んだかのように振る舞うことができるだけである。ChatGPTも自信 ...
療育施設をディズニーランドに
ネットで鴻上尚史のツイートに関する興味深い文章を読む機会があった
相変わらず歯切れが良い。
この人の述べる常識は深く、また当たり前で信頼できる。
僕は作家なので想像力はそれなりにあると思っていたのだが、子 ...
ともかくもあなたまかせの年の暮
コロナクラスターの真っ最中、大晦日に、まだ患者は0であった時の7病棟を尋ねると入り口に江戸時代の俳人一茶の名句「ともかくもあなたまかせの年の暮」が書いてあった
一致団結などと息苦しい毎日をより息苦しくするかけ声より、他力 ...
言葉の解体と「場」の創成
私は言葉は自由で制限なく使われるのがよいと思っている。
若者の「キモイ」という言葉や「違くない」という言葉を聞いてもそれはそれでそうなる理由がある気がするし、日本語としていかがなものかとか、文法的に間違いだなどとは言わ ...