社会福祉法人日本心身障害児協会 島田療育センター

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キャリアアップキャリアアップ

利用者様の笑顔や、リラックスした時間のために

重症心身障害認定看護師
重症心身障害看護師(*1)
第5病棟 樋口 岳紀
都立松沢看護専門学校 卒業

 看護学校を卒業後、当センターに就職して15年になります。就職後、自己目標等、意識することなく日々の業務に追われて過ごしていました。日常的に、利用者様や他のスタッフに教わることはあっても、理論的に且つ根拠をもってケアにあたっていたとはいえません。今回、重症心身障害プロフェッショナルナース育成研修会に参加し日本重症心身障害福祉協会認定看護師の資格を取得しました。
2年間重症心身障害児(者)についてじっくり勉強できた事、研究発表を通して利用者様とそのご家族が、どのような気持ち・考えを持っているか確認できた事は、自分にとってとても大きな財産となりました。どんなサービスを提供したいか等、具体的な目標を自分の中に意識するきっかけとなり、今現在、『流動食注入』の取り組みを病棟全体で進めています。利用者様が笑顔になったり、日中リラックスされる時間が増えたりと、よい成果を上げてきています。



育成研修で習得した内容を共有してスキルアップ

重症心身障害認定看護師
重症心身障害看護師(*1)
第7病棟 荒井 泉太郎
都立南多摩看護専門学校 卒業

 重症心身障害児(者)看護の魅力は利用者様一人ひとりの生活の場で、楽しく安心して生活をしていただくことを考えながら看護をすることだと思います。重症心身障害児(者)施設では多数の診療科があり、看護師は幅広い看護の知識や技術を要求されます。重症心身障害看護師(*1)の資格を取得する為の重症心身障害プロフェッショナルナース育成研修会では、多数の専門医と専門看護師に講義をしていただき、重症心身障害児(者)の看護師として必要な知識と技術の習得することができました。
利用者様がより楽しく安心して生活していただくためには、看護師だけではなく、介護福祉士や保育士、児童指導員、療育員といった多職種のスタッフと協力して、看護(ケア)を提供していく事が必要です。利用者様の体や心の事について、さらに理解を深め、よりよい看護(ケア)を提供していくために重症心身障害プロフェッショナルナース育成研修で習得した内容を各スタッフと勉強会を通じて共有しながらスキルアップをしています。



呼吸状態を整え、心と身体両面に働きかける

呼吸認定士
呼吸療法認定士
第6病棟 石川 勉
至誠会看護専門学校 卒業

 呼吸療法認定士は3学会合同呼吸療法認定士(日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会)認定委員会の定めた諸審査を経て認定され、吸入療法・酸素療法・呼吸理学療法および人工呼吸などの呼吸療法に精通した医療要員のことです。
臨床工学技士、看護師、准看護師、理学療法士の中で、それぞれの職種において呼吸療法を習熟し、呼吸管理を行う医療チームの構成要員を養成し、かつそのレベルの向上を図ることなどを目的としています。
認定士の資格を取得した=プロフェッショナルではなく、呼吸療法は一生の勉強であり、認定士になることで呼吸療法に関心をもち、理解し引き続き長く勉強していくことが大事だと考えています。

当センターでの呼吸療法認定士

 重症心身障害児(者)は超未熟児や出生時の影響による肺・呼吸機能の障害や、加齢とともに四肢・体幹の変形拘縮などによる障害をあわせ持っている方が多いです。その様な利用者様への呼吸ケアは、理学療法士と共に安楽な呼吸をするためのポジショニングの工夫や呼吸介助の手技、カフアシストによる肺痰などにより、呼吸状態の安定を図りその利用者様が利用者様なりの生活を楽しみ笑顔が多く過ごせるように、心と身体の両面に働きかけます。
今後はRST(呼吸サポートチーム)を立ち上げ、個々のスタッフが同じように知識・スキルを共有できる場を持ち、各病棟の利用者様への個別的ケアを検討していきたいと考えています。


食事は職員や家族との関わりの時間、楽しみの一つ

摂食・嚥下障害認定看護師
摂食・嚥下障害認定看護師
外来 舟田 知代
都立豊島看護専門学校 卒業

 認定看護師の資格習得のための研修は、自分自身の重症心身障害児看護を振り返る機会となり、特別で独特だと思っていた重症心身障害児の看護は、特別ではなく、看護の原点だと言うことを改めて気付かせてくれました。一つひとつの疾患や障害に目を向け、整理し、繋げていく作業を少し多くやるだけで、自分たちのやるべきことは変わりありません。
研修期間終了後、利用者様のケアの糸口が見えたのは勿論ですが、指導や多職種連携の話し合いの場面でも、相手の考えを理解することや自分自身の考えを伝えるときにその経験は大きく役立っています。
島田療育センターに入所されている方達にとって食事というのは単に栄養補給するためのものではなく、日々の生活において変化の一つであり、職員やご家族との関わりの時間であり、楽しみの一つです。しかし、重度の障害や加齢に伴う機能低下により、経管栄養に移行することがあります。命を守る事と同じように、私たち看護師は生活の質も守っていかなければならないと思います。
その時々の利用者様の状態に合わせ、医師や介護スタッフ、リハビリスタッフと協力し、安全な食事介助方法の見直しや経管栄養移行後の生活を考えた療育を行っています。食事以外のケアも同じです。島田療育センターは一人ひとりに寄り添ったケアができるところです。